告白です。原作の感想はこちら。ほぼ原作にそった内容になっている、最近では珍しい? 映画でした。R15になっていますが、そこは納得。

 そんなわけで、以下感想へと続きます。





 先にも書いた通り、ほぼ原作通りなのでざっとしたストーリーは本のほうでご確認を。

 原作との大きな違いは、復習に燃える教師の描写がつかされていたり、少年Bの姉が出てこなかったりするところで、私には、追加部分は蛇足じゃないかと思いました。カットされた部分は映画にするにあたって入れにくいものだったから、というのが本音じゃないかなぁ、と。まぁ、些細なものなので気にしなくても結構なんですがね。

 原作が登場人物の語りというもののため、どうまとめるのかと思いきや、時間軸上でまとめたようです。これがどうなのかは……うーん……。映画化して原作の首をかしげたくなる部分がはっきりとしてしまったように思うのは私だけなのでしょうか? やっぱり、原作の人の持つ感情がから廻っているようにしか思えない。それで、そうすることによってなにがどうなるの? 観終わった後、こころの中でつぶやいたことでした。

 監督が下妻物語やパコの人ということで、映像に関しては良いです。逆さ時計の使い方などはやや過剰すぎでは? と思うものの悪くないですし。

 役者さんも意外と良かったのでは? まぁ、このあたりになると私はよっぽどでない限り文句はいいませんので自分の目で確認してください。

 原作者が脚本畑の人なので映画との親和性は抜群なのでしょう。細かいことを考えると突っ込みまくりなのですが、そこを抑えつけるパワーがあることも確か。R15ということを踏まえて、迷っているなら観に行っても損はないと思います。

 映画を観終わったとき、ふと思い出した小説がありました。「そして粛清の扉を」 そういえば、こちらも教師が物凄い事を起こす話しでしたね。内容は告白と似ているところがありますが、私としてはこちらのほうが評価が高いです。興味がある方はこちらもぜにに。
 
スポンサーサイト