ものすごく今更ですが、感想です。

 このブログ自体の久しぶりですね。まぁ、オフライン生活ですし、仕方ないでしょう。

 そんなわけで感想です。





 今更私がどうこういうのもおこがましい作品となってしまいましたが、ネタバレまくりの感想を。

 正直、この作品がここまで絶賛されるのは意外でした。オタク界隈なら十分話題になりますが、世間一般に向けても話題になるとは思っていませんでしたので本当にびっくりです。なぜそう思ったか。ひとえにすずというキャラクターが受け入れられずらいととらえてしまったから。のんびりとしていて自分のペースを崩さないそのキャラクターはこの時代に実にあっていないものです。周囲の感じ方をおかまいなしに生きていくその姿は浮世離れしていますし。そんな中、呉の家に嫁ぐこととなり適応していきますが、それでも根本の部分は変わらず。戦争が激戦になり本土にも空襲が来る中でも、火の始末やらなんやらをきっちりと教わった通りやる姿は発達障害とかアスペルガーとかいわれても仕方ないほどだと思っていました。そんなキャラだからこそ、一キャラとしてはいいものの観客からは受け入れられない人物ではないかと考えたのです。しかしどうやら世間はその後のすずをみてうけいれたのでしょうね。

 そんなすずが変わったのは義姉の子供を爆弾で亡くし、助けられなかった代償として腕を落としてから。これですずにとってこの戦争は引くに引けないものになりました。遠い話だと思っていたものが自分の大切なものを奪ったのですから。だから玉音放送で声を荒げる。たった一人の人の声で終わってしまったことに憤りを感じる。自分はまだ戦えるのにと。

 様々な伏線がしっかりと収束していきます。中には説明不足な部分もありましたが、例えばあの花魁とか、それでも主だった部分は回収しているので十分だと思います。

 本当にいい作品でした。
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