7月の映画です。後半はゴジラもありますので楽しみですね。今回はこれまでで最も早い時間に観に行きました。朝の8時台です。そんなわけでかなりゆったりしてみることが出来ました。どうやら女子中学生の二人組もいたようです。年齢制限がP-12なのでギリギリといえばギリギリなのでしょうが……。ちなみに後半にこの二人組を少し取り上げようと思います。

 ではでは、以下感想へ続く。




 話の大筋は、妻と別居し離婚の話し合いをしている主人公。何をやってもうまくいかない主人公はある時人工知能ソフトであるOS1を購入する。このことをきっかけにして主人公とサマンサという別名がついた人工頭脳との生活が始まるのであった、というもの。

 典型的なロボット好きオタクである私としてはかなり共感できる内容でした。しかし、主人公はバツイチである。別れた妻は幼なじみでもある。ぐぎぎぎ……。

 私の嫉妬はともかく、セックスに関することがかなり出てきます。やはりこの手の恋愛問題になると肉体的な問題が欠かせないのは仕方ないことなのかもしれません。こと、今回はロボットではなく完全に人工知能のみ。そんなわけでエロチャットのようなことが行われるわけです。そしてこの問題は物語の大きな部分で語られていきます。

 キーボードは既になく音声入力で終わってしまう時代になってもハードディスクの中身を見られるのを一瞬躊躇してしまう描写には思わず苦笑いしてしまいます。まぁ、人工知能とはいえたしかに抵抗ありますよね。

 終わり方に関しては、うーん。確かにサマンサとはああいう別れになるのはいいのですが、その後の主人公の行動がどうも……。元妻とは友だちでいようといい、彼と別れた友人の女と傷を舐め合ってって……。完全にぼっちがデフォな私とはまったく違う世界の話じゃないですか! どういうことですかぁ!

 何より主人公が抜けています。後半、サマンサが様々な人と交流し同じような関係にあることを知って嫉妬する主人公。いや、待てよ。相手は人工知能なんだぞ? それぐらい十分考えられたことだろ? 情弱なの?
 そしてOS1のバックボーンがまたよくわからない。どういうシステムで運用しているのか。終盤、人工知能によって蘇った(作られた)哲学者が出てきますが、こういったことをやっているということを知らないってどういうことよ? 主人公、情弱だろ。

 そんなわけで共感と嫉妬の入り組んだ気持ちになる作品でした。

 さて、見終わってお昼と食べていた時のこと。隣にいる中学生の二人がこの映画について話していました。かなり映画に詳しいようで俳優や他の作品について語っていて、あぁこういう話を聞いたらその界隈の人は元気になるだろうなぁ、などと思いましたよ。内心、エロチャットの件とかどんな顔してみていたんろう、ということがよぎりましたが。

 こういう話に聞き耳立てていると面白いもので、自分では見落としていたようなことを発見できていたりします。まずはその世界観。近未来といいながらもかなり現実に近い感じの町並みという話に確かに、なんて思いました。やっぱり付き合うのなら生身の人間がいい、というのは世の中の大多数の人が思うことでしょう。主人公がサマンサと付き合うようになったのはいつ頃なのかという話の時には、ベッドシーンという結論になったようでその辺りはまだ初々しんだなぁ、なんてほくそ笑んでみたり。実際どこで正式に付き合うことになったのかは観に行ってもらえれば幸いです。

 そんなわけで映画の外でも中でもいろいろな発見があった作品でした。
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