読み終わりましたので、タイトルの本の感想です。難しいですね。


←洋書です。



 内容としては、宇宙がどのように始まり、どのように終わっていくか、ということを書いた本。まぁ、眠れなくなります。

 正直な所、まずこの本から手を付ける前に新書などで出ている宇宙関係の本を読むことをおすすめします。内容は古いものでない限りだいたい同じことが書かれているからです。インフレーション、超ひも理論、マルチバース。とてつもなく大きな宇宙の話が素粒子などの限りなく小さな話と結びついていくことなど、日本で売っている新書のほうがわかりやすかったりしますから。

 それでも、この本を読みたいという人に対しては、初めに解説や訳者の一問一答など後ろから読むことをすすめます。理由は、この本のおおまかな概要が書かれているからです。ネタバレがいやだ、なんていう人に対してはこの手の本にネタバレの意味がどれほどあるかと思うのですが、頑張ってください。

 頭に書いたように、日本の新書にはこれほど詳しくはないにしろ、同じような本がいくらでもあります。インフレーションにしたって、別段珍しい言葉ではありませんし(興味が無い人にとっては経済用語っていう感じになってしまうのでしょうが)、マルチバース(多宇宙)にしたってある意味マンガやアニメでいくらでも描かれているわけです。まどか☆マギカしかり、シュタインズ・ゲートしかり。そんな科学にどっぷりとつかっているような日本人だからか、これが「種の起源に匹敵」などと書かれたところでピンときません。どうやらバックにキリスト教圏らしい問題がはらんでいるようです。すなわち、この世は神が作ったと信じるものがいる、ということです。

 キリスト教原理主義者のような人達はあちらではかなり問題になっているのでしょう。そんなことを考えてしまう一冊でした。

 それにしても何兆年なんていう遠い先のことを考えてしまうのはさすがというか、なんというか……。
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