色覚異常、半数気づかず 検査中止10年、進路断念も

 私自身も色覚異常であるため、身につまされる記事です。記事にもあるように、これが原因で警察官を落ちたことがあります(ちなみに理由は、私に警察官を勧めてくれた方が循環で回ってきた時にそういったらしい)。

 異常があっても生活に支障がない人が多いとあるように、これといった決定的になるほど支障をきたす人は少ないのは確かでしょう。私自身も車の運転はさほど問題なくできます。ただ、だからといって全く問題無いというわけではなく、私には紅葉を綺麗だ、と思えることはそれほど多くないですし、色が主体のパズルゲームや、ものによってはバッテリーの低下を知らせるライトの色など区別がつかないことがよくあります。後者に関しては3DSなんかは特にひどく、プレイしている最中に突然切れなかったことはありません。よく、「ランプでわかるだろ」といわれますが、さっぱりなのは仕方ない。ほかにも、焼き肉の焼き加減とか、色を使った絵や作品、色塗りなんかも苦手です。写生大会の時に美術の先生からよく色に関して注意を受けてましたね。

 そうはいってもこれらの問題が直接的な大きな問題になることはまずありません。いうなれば、障害と健常の狭間にあるもの、なのです。本人がそのことを把握すると同時に、何ができないのか、ということも知らなければなりません。こと、色の関することですから、意外なところでつまずいてしまいます。警察官なんていうものはその典型例だと思います。

 気付かなかったから断念というもありますが、知ってその先にあるものが分からずに絶望というのも避けなければならないことです。もっとも、今では色々な対策方法があったりするのですが。それはともかく、色覚異常を持つと思っていた以上に職の選択が狭っくなってしまうのは確かで、そのあたりをどのように周知させていくのかが問題でしょう。「お前、色覚異常だからな」といっただけで終わってしまうようなことは避けてもらいたいものです。
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