前作から引き続き、感想になります。正直、前作よりも前々作を読んだ後にこちらへ入ったほうがいいです。前作は外伝扱いでもいいよなぁ。

 さて。今回新キャラが出てきます。3巻なので普通といえば普通なのですが、なんだかえらくキャラクターが増えてしまったように感じってしまいました。それはなぜなのか、と思ったら、話が終わっていないんです。大きな話の流れとしてみた時は確かに途中なのでしょうが、一冊一冊でしっかりと完結していない。週刊誌などの連載小説を読んでいるカンジがするのです。そして、3巻目の最後で話が大きく動くことになります。これまでの話は序章だったのかよっ! やっとかよっ! 心で突っ込んでしまいました。

 ラノベにしても普通ならここで半ページぐらいでしょう。先も書いた通り、進行スピードがものすごく遅い。その原因ははっきりしていて、各キャラそれぞれの物語を書いていくから自然とスピードが遅くなります。前作は外伝扱いというのは正しくそれをいい得ているわけです。今回登場するヒビキにしても彼の口から語らせるようにすればいいだけのこと。これだけで半ページは短くなります。ヒビキとモモが親密になったということとして語らせればいい。別段難しくはないはずです。

 ただ、こういったことはこの小説の性質上、まず無理でしょう。元曲がそれぞれあり、その曲を使ってキャラクターを描き、この小説を書いているのですから。この際だから小説もそれぞれのキャラクターで一冊づつ書いて、最終的な回答をを最終巻で書き上げる、という形式にすればよかったのに……。

 とはいえ、話はこれから面白くなってくるところです。それぞれの持つ能力について、シンタローの過去、キャラクター各位の思いがどう絡んでくるのでしょうか?



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