観に行ってきました。映画館のマナーの悪さはガヤガヤうるさいのが若者、携帯電話の音やライトはいい大人という感じに分かれそうです。本当に、携帯電話の電源、切っておいてくださいよ。せめてマナーにして、電話に出ないとかさ。最近はスマホが出てきたせいで全方位でライトが照らされるのですから。

 そんな訳で、以下感想です。





 話を大雑把に説明すると、一冊の国語辞典が出来上がるまでの話です。その過程が興味深いですね。気になる単語、新しい言葉を採取してそれを意味付けしていく過程とか、作成までに長い期間がかかるから、途中で意味が古くなって使えなくなっていたりとか。

 話は淡々と進むので山あり谷あり、ハラハラ・ドキドキが欲しい方にとっては退屈極まりない映画だと思います。実際、上映が終わって会場から出る途中、中高生らしい二人組が「途中で寝ちゃったよ」なんてこといってました。ただ、ある程度社会に出ていたりすると、ぐっとくるシーンがあったりします。例えば、前半の山場、辞書の制作を進めさせるため二人三脚でやってきた先輩が出ていかざる負えなくなったあたりから、なんというかサラリーマンの限界というか、得るためのものと捨てるためのものを天秤にかけてその間の状況とか、そのごちゃごちゃした感情はまがいなりにも社会に出てみないとわからないことです。

 この先輩、オダギリジョーが演じているのですが、これがまた良い感じのキャラクターになってます。序盤は私が最も嫌うようなリア充なのですが、主人公に知らない間に影響されていって序盤の山場でそのようなかっこいい奴になる。その後もちょっと出てきて助け舟を出していたり。俳優陣は文句なしではないのかと思います。松田龍平も私達が持つ独特な気持ち悪さをうまく出していましたし。

 そんな訳で珍しく、邦画でオススメ、といいたいです。あなたは「右」を説明出来ますか?
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