本日二冊目の紹介。俗にいわれているボカロ小説ですね。元の曲はこちらになります。



 どんな小説だよって感じですが、まぁ、この後で。





 ボカロ小説といわれている作品全般でいえることですが、無理してボカロを使わなくてもいいじゃない、というのがあります。今回もそのとおりなのですが、この作品はそれにプラスされます。それは、曲との関連が全くねぇ、というところ。なんか、うまく利用されましたなぁ、クリプトン。最近、千本桜といい、大丈夫ですかね。本当に不安ですよ。もうね、このままアニメ化やパチスロ化しちゃうんじゃないかって、不安ですよ。

 と、私の愚痴はおいておいて、あとがきにも書いてある通り、ひたすらハイテンションにリンちゃんを溺愛する内容ではありません。個人的には思いっきりそっちに触れたほうが突き抜けていてよかった思うのですが。内容は別段特にこれとったこともなく。限りなく普通です。多分相当て直したんだろうなぁ、と思って読みました。

 ただ、ボカロネタの使い方は好きです。いいか悪いかはともかく好きです。メグッポイドやがくっぽいど、リリーに開発コードmikiやラピスまでも出てくるとは思いませんでした。その他に調声の時の技術はもちろん、小説版初音ミクの消失まで出てくるとは。

 何気に私の中で面白かったと思えるのはやはり、ProjectDIVA Fでリンちゃんを救いたいのおかげでもあります。ここだけ切り取れば、ザ・ボカロ小説、といっても過言ではないと思います。題材が題材なだけにこればかりはボカロを切り離し辛い、というのもありますが、ここはうまくいったかなぁ、といったものです。もちろん、もっとうまい見せ方やり方はあるのですが、まぁ、それまでのボカロ小説にもいえることばかりですからね。

 そんな訳で、ボカロが好きで小説に興味が出てきたんだけどどれを手に取ればいいかわからない、という方にはこの小説を進めます。ボカロを知らないけど流行ってるから、という流れだと少し厳しいですね。歌ってみたが好きだから、というのであればやめておいたほうがいいかと。リンちゃんをprprしたい、というのであれば……止めはしないさ。存分にやればいい。

 そんな訳で、意外とおすすめな小説でした。

 そういえば小説の中でトークロイドがちょびっと出てきますが私はこんな使い方して欲しいなぁ、と密かに思っていたりしています。
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