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 やっぱり、この手のインタビュー本は苦手です。

 そんなわけで総ページ300越えの分厚いインタビュー本を読み終えたのでその感想を書きます。まず初めに結論からいうと、ココロ三人衆と千本桜組は読んで損はないです。この二つはいろいろと考えさせられる内容なので、ミクの発売会社であるクリプトンには五回ぐらい音読してもらいたいですね。特にココロ三人衆のインタビューは真剣に読んで考えてもらいたい。そしてボカロPに憧れる人々には、底辺Pのぼくが文豪になるまでをしっかり読んで、そこに書いてあることを受け取ってほしいですね。千本桜組に関しては今これを書いている現状で、メディアミックスの最先端にいる二人なので、この二人がメディアミックスをどうとらえているのか、というのは重要です。企業が世の中の知らないボカロPをこれからどのように扱っていくのかにかかってくるかもしれませんから。

 さて。これ以外にもさまざまなボカロPが出てくるわけですが、ぶっちゃけ、ファンやボカロ界隈の資料としてほしいと思っている人以外には厳しい内容です。私がこの手のインタビュー本が嫌いなことを差し引いたとしても、うーん。と、いうのも、インタビューする側が何をしたいのかさっぱりわからないんですよ。なんか、テーマがないんですよね。ボカロPの実態、なんていうのがあるのかもしれませんが、作品に関する取り込み方や生活スタイルなんて人それぞれですし、芸能界とかに興味のある人には面白いかもしれませんが、そんな噂とか生活とかを知ったところで別段ハッとするわけではありません。大体、小室哲哉にあったことが話題に出てもそれをまともに拾わない時点で、少なくとも今のボカロPに影響を与えていることが容易に想像できる彼を知らないということであり、問題ありでしょう。アニメの話をしているのにジブリや冨野御大をスルーしているのと同じですから。

 ま、それでも頭に描いたようにココロ三人衆と千本桜組のおかげでなんとか元が取れたといった感じでしょうか。細かな発見はそこそこあったのでそれも含めてです。オニキスさんのアスキーで連載中の対談コラムが文庫化する希望があるようですので、それを楽しみにしましょうか。うん、この対談は個人的にいいんですよね。こっちは対談で、この本はインタビューだからでしょうかね。ちょうどキャプミラさんと対談中ですが、アスキーのほうが面白いです。

 最後に。自分も少なからずかかわっているトクロPのやつですが、和気あいあいとしてました。いじょ。つーか、個人的にはトクロがメインじゃない、もしくは知っているけど作っていないようするにボカロPを一人混ぜてもらいたかった。そうすることで喋らせるという行為がボカロ界隈での意味づけになると思うから。今のこの状態は、変人たちがボカロをいじっているだけ、ということになってしまっている。もちろん、それでもかまわないのだけど、このインタビューに出てきた三人にはそうじゃないことができるはずなのにそれをやらない。私としてはトクロP対談で固めるとするならば、オスターさん、ケフィアP、ゆにめもP、すぺくたくらさんの4人ですね。曲も出していますし(一人例外がいますが)、何より、「外向けの」トークロイドを作っているという点で評価すべきです。まぁ、私のような、実在の無名Pのことなんて誰も耳を傾けないでしょうが。
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Thoughts on スポンサーサイト実在の無名PがボカロP生活を読んだ感想。

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