今年初めの映画です。ルーパー。早速、感想でも。





 タイムマシンものです。ネタバレ無しだとちときついので、そんなわけで、早速なのです。

 まず、意外とグロいです。PG-12なのも納得です。序盤にある、腕に浮かび上がった傷から始まり、指が一本一本消え……という展開はタイムマシンネタとしても良かったです。

 そんな感じで、タイムマシンネタとして面白いのが、まさか、超能力の振りが意外なキーワードになるとは。

 しかし、考えれば考えるほどよくわからなくなっていく映画です。まず、物語全体として、未来の主人公が現代に明確な意志を持って飛んでくるにはレインメーカーの存在が必要で、そのためには未来の主人公が現代に飛んできてレインメーカーになるきっかけを与えなければならないという、見事、複雑な状況になってしまいます。つーか、矛盾してね? だって、現代の自分は未来の自分がしでかしてレインメーカーを作ったってこをと既にわかるはず。レインメーカーの存在を知っているのですからね。つまり、未来の主人公が現代に飛んでこないことこそが最もいい解決方法、ということになってしまいます。

 このことを解決するのは意外と簡単で、未来の主人公が殺しても殺さなくてもレインメーカーは存在する、ということ。でも、そうなると、映画の結末、自分を殺すことであの母親を救うっていう行為自体が無駄になりかねない。救われない映画になってしまいます。まぁ、確実じゃなくなっただけ希望は残りますが。

 そんなわけで、タイムマシンネタとして、ミクロなものは最高です。記憶が塗り替えられるとかその辺りもいいですし。ただ、マクロな視点で見るとどうも「?」と思ってしまうのでした。

 いやはや、夜も眠れなくなってしまいます。
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