久々の映画です。本当はなのは2と二本立てにしようと思っていたのですが、道が混んでいて、無理になってしまいました。残念です。こっちに来てからというものの、気楽に映画って感じではなくなってきているのがなんとも悲しい次第。やっぱり私は田舎暮らしに向いてないんでしょうねぇ。

 客の方はそれほどでもなく、ゆったり見ることができました。ただ、トイレの人がえらく多かったですね。


 さて、以下は感想です。





 時をかける少女、サマーウォーズと名作を作ってきた監督だけに期待が高まっていた映画です。今回の力の入れどころはシナリオよりも、画、でしたね。メインのキャラよりも周りで動いているモブキャラに目がいってしまいました。なんかね、不思議な感じがするのですよね。

 内容のほうは、狼男と恋に落ちて家族を作ったものの、稼ぎ頭の夫(狼男)がなくなってしまって、これからこの子たちをどうしよう、狼子供である子供たちをどう育てていけばいいのだろう、といったもの。
 シナリオだけ見るとどうも不明な点が多いです。例えば、狼男がなくなったきっかけ。結局、原因はわからずじまい。その後の生活についても不明な点が多いですし、主人公の花が片親とはいえいるであろう母親に頼ろうとしなかったのも謎です。なにより、そもそも狼男ってなにさ? その他、色いろあるといえばありますが、何より私がいいたいところは、クライマックスのシーン。

どうして、学校に連絡しなかったのか?

と、いうこと。確かに雨が豪雨の中外に出てしまい追いかけるのはわかります。それでも、学校で待っている雪のことを一時とも考えなかったのでしょうか? 何事に対しても一直線でそうなると周りが見えなくなる性格、なのかもしれませんが、どうも、釈然としません。

 正直、雨か雪のどちらかに絞ったほうがよかったんじゃないのかな、と思います。最終的に結論が分かれる二人ですが、だからどっちつかずの中途半端なようになってしまった気がしてなりません。

 内容についてはこんな具合ですが、画の方は観ていて気持ちが良かったです。山間部の田園の風景なんかは、あぁ、正しくだなぁ、なんて思ったりしました。

 最後に。ヤフーの感想を見ると、この映画といじめを繋げる人が意外といるようですが、雨が自然へと戻っていったのはいじげが原因というのは違うでしょう。そこへの引き金は、あの雪の日がきっかけで、そのきっかけがあったからこそ学校の環境に馴染めずハブられていた、といったことではなないでしょうか? もっとも、あの雪の日がきっかけなのは雪も同じではないのか、と思うのですが、雪については完璧な私の妄想です。
 人間を選ぶか、狼を選ぶか。その選択に費やした12年を描いたのがこの映画なんだと私は感じました。
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